横山薫作親王飾り

カテゴリー │お雛様

こんにちは、カスミヤ(かすみや)です。衣裳着のお雛様には、大きく2つに分かれます。京雛は京都の職人が昔から伝統ある素材と技法で作っている人形です。現在「京都雛の会」があり、これらの職人が作った物が京雛です。一般に言う京風は、京雛を模写したもので、京都以外で生産されています。関東雛は京都で作られる雛以外の総称で、何となく近代的です。京雛が公家風とすれば、関東雛は大名風といえます。
「久月」の松本薫は、関東雛の代表的な作家です。先代は有名な「日本橋玉貞」に師事し、関東雛の古典的形状を学び、装束の細部までこだわりを持つ本仕立と称される技法と格式を重んじる作風です。写真の親王飾りは、京都譽田屋勘兵衛の正絹裂地を使用し、本金箔十曲屏風が良く引き立てています。おすすめの逸品です。

横山薫作親王飾り
松本薫作正絹衣裳着親王飾り 間口80㎝×奥行43㎝×高さ35㎝¥210,000-



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