中村宗光作兜飾り

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こんにちは、カスミヤ(かすみや)です。
鎧や兜飾りには作札というものが必ず付きます。白木や塗木でできていて、その商品の説明がついています。久月では、一般的な商品には久月作となっていますが、伝統工芸士や数々の賞を受賞している作家の場合はその作家の名前を書き、久月監製となります。写真は、先日ご紹介した中村宗光作兜飾りです。作札には兜「二方白二十二間」と書いてあります。これは兜の前と後ろに金具が3本施されている部分がありますが(後ろは房で隠れています)、これを白といいます。四方白の兜もあります。これに黒い鋲が縦に打たれていますがこれが20本あり白2本と合わせて22間という意味です。「正絹糸縅」、これはもちろん縅が正絹ということです。「本金鍍金」は、金具が本金のメッキという意味です。次に「鉢裏韋張り」とあります。これは鉢の裏側になめし皮を施してあるという意味です。最後に武蔵住宗光作東京久月監製となってます。鎧兜だけでなく、作札を見るのもおもしろいですね。ご来店の際駐車場はジャンボパークをご利用下さい。

中村宗光作兜飾り
縅はブルーと白の正絹、黒小札、鍬形や吹き替えしの彫金は本金鍍金です。
中村宗光作兜飾り
作札
中村宗光作兜飾り
久月宗光作兜飾り金沢箔金屏風¥149,000-(税込)



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